建築リフォーム会社 企業主導型保育視察レポート
今回は、大阪の建築リフォーム会社にお話を伺ってきました。
前半は一問一答形式、後半はその他対談内容という構成になっています。
企業主導型保育を考えられている企業様の参考になれば幸いです。
質問 | 今回、企業主導型保育を始めたきっかけは何ですか? |
回答 |
弊社の事業として、保育所の設備やリフォームをやっており、モデルルームの意味合いも兼ねています。
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質問 | いつから企業主導型保育を始めていますか? |
回答 | 2017年2月です。 |
質問 | 現状の利用枠の割合は? |
回答 | 企業枠:地域枠=25:25です。現状は、18名のお子さんを預かっています。 |
質問 | 世間では保育士不足と言われているが保育士の確保は大変でしたか? |
回答 | 保育士の確保は大変です。パートの保育士は集まるが、扶養の範囲内でのみの場合もある。朝番や遅番の人材が特に不足している。 |
質問 | 設置方法や運営方法の選考についてどう考えましたか? |
回答 |
保育所の設備・リフォームをやっており、また小規模保育を複数やっていることもあり、自社設置、自社運営で行っています。
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質問 | 企業主導型保育の開始にあたってハードルはありましたか? |
回答 |
物件を見つけるハードルがあるとは思いますが、たまたま良い物件があったので、特にハードルはありませんでした。
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その他、対談内容は下記の通りです。
企業主導型保育は、認可保育所と同等の補助は出るが、認可外という位置づけのため、認可外という悪い印象をお持ちの方も多い。
また園庭がなく、近くの公園に行ったりしているが、園庭があった方が印象は良い方もいる。
しかし、公園まで歩いたりするので、運動量が上がるというメリットもある。
【視察を終えての所感】
企業主導型保育所を設置して間もないが、18名の園児が確保できていることが印象的でした。
また保育所も見せて頂きました。定員が50名の保育所ということもあり、広くまた保育所の設備・リフォームをやっている会社であることもあり、床暖房完備や調理室など設備はしっかりしている印象を受けました。
認可保育所に落ちた方の受け皿にもなっているということですので、社会的意義も大きいと思いました。
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