五月病対策にも!心を強くする2つのスキルとは?

小さなミスを引きずって、落ち込んでしまう。

この仕事に向いていないのではないか……。

仕事がうまくいかないとき、ネガティブになってしまうのは当然のことです。

ですが、気分の落ち込みが続くと抑うつ状態になる恐れがあるので要注意。

今回は、ポジティブに考えるスキルについてお伝えします。

・自分と向き合うとソーシャル・スキルが上がる?

「ソーシャル・スキル」とは、社会の中で良い人間関係を築き、それを維持するための知識や技術です。

前回までは、社会面、対人面におけるスキルについてお伝えしました。

ソーシャル・スキルには、自分自身の内面と向き合う2つのスキルも含まれます。

自分と向き合うことでソーシャル・スキルが磨かれ、それによって自己効力感も上がりますよ!

・ポジティブシンキングのコツとは?

1つ目のスキルは、ネガティブな考え方をポジティブシンキングに変えることです。

ネガティブになったとき、無理に元気を出そうとするのはNG。

ポジティブシンキングのコツは、「考えること」です。

だから、考え過ぎてしまう人や悩みが多い人は、ポジティブシンキングになれる可能性を秘めているんですよ!


ネガティブな気分になったら、ノートに原因と理由を書き出します。

たとえば、ミスをした(原因)から自己嫌悪に陥っている(理由)というように。

さらに、自己嫌悪に陥ったきっかけや理由があれば、掘り下げていきます。


それによって、自分自身の思考のクセが分かります。


次に、同じようにミスをしてもネガティブにならない感じ方を考えます。

「同じミスをしないように頑張る」とか、「早くミスに気付けてよかった」というように、思いつく限り挙げていきましょう。

ネガティブになっているときは視野が狭く、思い込みが強くなる傾向があります。

同じ状況をポジティブにとらえる練習をすれば、たとえ落ち込んだとしても気持ちの切り替えが早くなります。

・ストレスに強くなる方法とは?

2つ目のスキルは、ストレスに強くなることです。

ストレスをできるだけ軽くするポイントは、「反芻しない」こと。


ストレスの原因やそれによって生まれた感情について考え続けると、ストレスが強化されます。

頭の中がそのことでいっぱいになり、余計に落ち込んでしまいます。


ですから、繰り返し考えないことが大事です。

ストレスを感じたら気分転換やストレス解消をするといいですね。

身近な人に話を聴いてもらうのもおすすめです。

すると、「そんな考え方もあったのか」とポジティブなとらえ方を新たに発見することも!

これらのスキルアップは、五月病対策としても有効です。

ストレスを感じたときはひとりで抱え込まないようにしてくださいね。

五月病

コラム一覧へ戻る