趣味がない人必読!自己効力感アップにつながる2つの好奇心とは?
新しいことに挑戦してみたいけれど、やりたいことが見つからない。
仕事と家の往復で何にも興味がわかないけれど、それってダメなこと?
趣味や習い事などからいいアイデアが浮かび、仕事に活かせる場合があります。
プライベートで自己効力感が上がれば、仕事でも自信が持てます。
今回は、仕事でもプライベートでもやりたいことが見つかる、好奇心の育て方をお伝えします!
・あなたはどっち派? 2つの好奇心
カナダの心理学者のバーラインは、好奇心には2つの種類があると発表しました。
「拡散的好奇心」は、いろいろな分野に興味を持つことをいいます。
たとえば、未経験のことに挑戦したり、流行を取り入れたりするというように、自分が知らないこと・ものに広く興味を持つのが特徴です。
もうひとつの「特殊的好奇心」は、ひとつの分野について深く掘り下げることをいいます。
興味があると強く感じたことだけを探究します。
趣味にどっぷりはまる人や専門知識を身につけたい人は、特殊的好奇心が旺盛だといえるでしょう。
・それぞれの自己効力感の上げ方とは?
好奇心の示し方は性格による部分も大きく、外交的な人は拡散的好奇心、内向的な人は特殊的好奇心が旺盛な傾向があります。
では、自己効力感が上がりやすいのはどちらでしょうか?
拡散的好奇心の場合は、新たな挑戦が成功したときに自己効力感が上がります。
たとえ失敗しても、その経験から学びや気づきがあれば、自己効力感は下がらないでしょう。
ですから、とにかく新しいことを始めてみるといいですね。
特殊的好奇心の場合は、発見をしたときや、腑に落ちるような感覚が味わえたときに自己効力感が上がります。
それから、楽器を練習するとか、語学を学ぶというように、上達が目に見えてわかるのも自己効力感が上がるポイントです。
なので、上達や成長がわかるように記録を残しておくのがおすすめです。
・仕事で好奇心を活かす方法とは?
拡散的好奇心が旺盛な人は、新たな情報を人に共有したり、プレゼンなどの提案に取り入れたりすることで仕事に活かせます。
特殊的好奇心が旺盛な人は、専門知識をわかりやすく説明するとか、とことん追究してその道のエキスパートとして活躍できる可能性があります。
違う好奇心タイプの人への理解を深めることも大事です。
お互いの強みを活かして、弱点を補い合うようにすれば、自己効力感が上がるだけでなく仕事の幅も広がりそうです。
どちらの好奇心が強いのか、どんな分野に興味があるのか、まずは自分の傾向を知るところから始めましょう。