目標を達成できなくて自己効力感がダウン!今年後半の目標を見直す方法
もうすぐ今年の前半が終わります。
年始に立てた目標が達成できていなくて、やる気が下がっている人も多いのではないでしょうか。
「自分はできる」と感じられなくなると、おのずと自己効力感も下がります。
だけど、計画を立てて実行するのが苦手……。
今回は、そんな人のための目標の見直し方や自己効力感の上げ方についてお伝えします。
・計画通りに進まない原因は「衝動性」にアリ!?
計画性がある人もいれば、行動力はあるけれど行き当たりばったりという人もいますよね。
その違いの原因は、「衝動性」かもしれません! 衝動性が高い人は、計画を行動に移すのが苦手だといわれているからです。
衝動性には4つの特徴があるので、まずは当てはまるかどうかチェックしてみてください。
1.切迫感……何事もすぐにやらないと気が済まない
2.計画性のなさ……考えたり計画したりしないで行動を起こす
3.忍耐力のなさ……長い時間がかかることはすぐに諦める
4.刺激の追求……刺激や快感が得られることばかりしようとする
衝動性が高い人は、長期的な努力を続けるのが苦手です。目標を短期集中型に修正することで能力を発揮できますよ。
・短期集中型の目標はモチベーションも上げる!
たとえ衝動性が高くない人でも、すぐに結果が出ないことがモチベーションや自己効力感の低下につながる場合もあります。
アメリカの大学で、このような研究が行われました。
行動の対価として報酬を受ける際に、すぐに報酬が与えられた場合と時間をかけて与えられた場合では、前者のほうが脳の報酬系がより活性化したという結果になりました。
行動がすぐに成果に結びつくと、脳内でドーパミンという物質が分泌されます。
行動するとドーパミンが出るというパターンを繰り返すと、行動するほどやる気が出るようになります。
また、行動が結果に結びつくことにより、自己効力感もアップします。
・ドーパミンが出る目標の立て方とは?
ドーパミンには2つの行動をうながす働きがあります。
何かを得るための行動と、何かを避けるための行動です。後者は、「こうなりたくない」という事態を避けるための行動を指します。
この特性を活かして目標を立てると、ドーパミンが出てやる気が持続するでしょう。
何かを得る行動は、売上アップ、新規顧客を増やすといった目標になり、何かを避ける行動は、リピーターが減らないように工夫する、利益率が減らないためにコストや売り値を見直すといった目標になるでしょう。
今年後半のモチベーションと自己効力感を上げるために、まずは目標の見直しをするのがおすすめです!