自己肯定感が上がる目標設定の方法とは?
目標を達成できなかった・・・・・・。
そんなとき、あなたはどのように感じますか?
実力不足、努力が足りなかった、モチベーションが上がらなかったというように自分を責めると、自己肯定感が下がってしまいます。
今回は、自己肯定感を上げる目標の設定方法についてお伝えします!
・「結果目標」ではなく「行動目標」の達成を目指す
目標には、「結果目標」と「行動目標」の2種類があります。
結果目標とは、「◯月までに売上げ△円を達成する」というものです。
それに対して行動目標は、結果目標を達成するための行動を表します。たとえば、売上げ目標を達成するために新規開拓をするといった内容です。
結果目標を達成できなかった場合、「未達成」という結果が自己肯定感を下げてしまいます。ですから、自己肯定感を上げるためには、行動目標に焦点を当てるといいでしょう。
・行動目標を設定する2つのメリット
行動目標を設定し、達成することには、2つのメリットがあります。
1つ目は、自己肯定感が下がりにくいことです。
行動目標は、毎日行うタスクのようなものもあります。行動目標を続けることによって、できなかったこと(=結果目標の未達成)よりも、できたこと(=毎日の行動)に目を向けられるようになるからです。
2つ目のメリットは、目標を見直すときに役立つということです。
行動目標の達成により客観的なデータを集めることができます。これが、結果目標を達成するための具体的な策を立てる材料になるのです。
・結果目標を達成するための行動目標の活用法
行動目標を活用する具体的な方法を紹介します。結果目標と行動目標を以下のように立てました。
【例】
結果目標:◯月までに売上げ△円
そのための行動:新規契約◯件
具体的な行動目標:新規開拓先のリストアップ、アポイントメント、商談を行う
1ヶ月に10件のアポをとる
1日5件のリストアップ
結果目標は未達成だったものの、行動目標である1日5件のリストアップは達成できたと仮定します。
1日5件×5日(平日)×4週=100件/月のリストができ、そのうちアポイントがとれたのが7件、目標期間内に契約できたのが3件でした。
こうして客観的なデータを集めることで、次の目標設定に活かすことができます。
たとえば、リストアップする件数を増やす、アポイントの成功率を上げる、件数は少なくても1契約の売上げを増やすような提案を行うというように。
より客観的で具体的な結果目標を立てるためにも、行動目標に焦点を当てることが大事です。ぜひ、行動目標を活用してくださいね。