性格を3つのタイプに分類! 自己肯定感が低いのは誰?
次の3つの特徴のうち、あなたの性格に近いものはどれですか?
A. 野心家 B.マイペース C.几帳面
アメリカの医学者であるローゼンマンとフリードマンは、多くの人の性格について調査しました。そのうえで性格を2つのタイプに分けました。
その後、心理学者のテモショックによりタイプCが追加され、最終的に性格は3つのタイプに分類されました。
今回は、3つのタイプの解説と、性格と自己肯定感の関係についてお伝えします。
タイプA:せっかちな野心家
野心家で負けず嫌いなところが特徴的です。常に高い目標を掲げ、「必ず達成する」という強い気持ちで取り組みます。
やることが多くあるため、いつも時間が足りないと感じています。そのため、人にペースを乱されたり、やることを増やされたりするのを嫌います。
せっかちでイライラしていることが多く、他人にも自分にも厳しい人です。
タイプB:楽観的でマイペース
人からの評価をあまり気にせず、自分がしたいことをする性格です。競争を好まないのがタイプAと違うところで、マイペースに物事に取り組みます。
仕事よりもプライベートや家族、友達などを大切にする傾向があります。また、物事を楽観的にとらえるのでストレスがたまりにくいのも特徴です。
タイプC:几帳面で気配り上手
真面目で几帳面な性格で、気遣いができます。自分よりも人を優先するところがあり、周囲の人の目や評価を気にします。
ネガティブな感情を表に出さず、いつも人のことを考えているので、「いい人」だと言われます。
我慢強い性格で、周囲の人に迷惑をかけたくないと思うあまり、問題を抱え込んでしまうこともあります。
・自己肯定感が低いのはどのタイプ? 性格と病気の関係は?
自己肯定感が高いのは、タイプBです。タイプBの人は失敗を引きずりません。だから、自分を責めたり、自己否定したりすることが少ないでしょう。また、気持ちの切り替えが上手なのも特徴です。
タイプAとタイプCは、自己肯定感が下がりやすいといえます。
タイプAは自信家で自己肯定感が高い人のように見えます。ですが自分に厳しく、「足りない部分」に目が向いてしまいがちです。すると、「自分はまだまだダメだ」と感じて、自己肯定感が下がってしまいます。
また、病気にも気をつける必要があります。タイプAはタイプBに比べ、心臓疾患や高血圧の危険性が2倍も高いことがわかっています。
タイプCはガンになりやすい性格だといわれています。周りの人に気を使い、ストレスをためてしまうからです。自己肯定感が下がっているときは、これまでよりも人の目や評価が気になってしまいます。
タイプAとタイプCに当てはまる人は、自分の好きなことをのんびりと楽しむ時間をつくりましょう。そうして精神的に満たされることで、自己肯定感が高まりますよ。