自己肯定感が低いと体調が悪くなる! その理由と対処法とは?
自分に自信が持てない。それだけじゃなく、最近は体調も悪くて頑張れない。
やる気が起きないから仕事がうまくいかない。だから余計に自己肯定感が下がってしまう・・・・・・。
そんな悪循環にはまった経験はありませんか?
そもそも、自己肯定感が低いから体調が悪くなるのでしょうか? それとも、体調が悪いせいでネガティブになるのでしょうか?
どちらも原因になりますが、自己肯定感の低下が体調不良を引き起こすといわれています。今回は、その理由と対処法についてお伝えします。
・自己肯定感が下がっているときは、アクセル全開!
目の前のことに取り組む意欲にあふれている興奮状態では、交感神経が優位に働きます。その反対に、リラックスしているときは副交感神経が優位になっています。これらの神経が交互に働くのが通常の状態です。
一方、自己肯定感が下がっているときや、自己肯定感が低い人は、いつも不安や恐れと戦っています。これはつまり、常にアクセルが全開になっているということ。
ずっとその状態が続くので疲れやすくなり、眠れなかったり、朝早く目覚めてしまったりします。
・急ブレーキに注意! 無気力になってしまうのはなぜ?
いつも交感神経が優位の状態では体力が持ちません。そのため、アクセル全開の状態が続くと、半強制的に副交感神経に切り替わるのです。いわば、ブレーキ全開の状態です。
このとき働くのが「背側迷走神経」です。長く続いていた興奮状態を抑えるために、無気力、無関心、抑うつ状態などを引き起こします。
その様子を見た周りの人から、「緊張の糸が切れた」とか、「やる気がない」と判断されることもあるでしょう。
さらに恐ろしいのが、アクセルとブレーキを全開にすることでコントロールがきかなくなることです。これを「調整不全」といいます。
体がこわばったり、楽しい気分になった後にすぐ不安が襲ってきたりと、まるでジェットコースターのように心身の調子が変わります。
・調整不全状態を避けて、健やかに過ごす方法とは?
調整不全状態にならないためには、交感神経と副交感神経が交互に働かせることが大事です。
副交感神経といっても急ブレーキをかけるのではなく、「腹側迷走神経」を働かせます。腹側迷走神経は、人との関わりによって興奮状態を抑え、リラックスさせるものです。
具体的には、悩み事や不安なことがあるときに信頼できる人に話したり、周囲の人に助けてもらったりするといったことです。
自己肯定感が下がっているときは、ひとりで問題を抱えてしまいがちです。「自分さえ頑張れば・・・・・・」と考えるのではなく、心身の調子が悪いときほど、人と関わるように心がけましょう。