秋の夜長は自己肯定感が下がる!? 3つの落とし穴と対策とは?
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋。
夏の暑さが落ち着き、過ごしやすい季節になりました。
秋は体を動かしたり、文化的な活動をしたりと意欲的になる反面、もの思いにふける時期でもあります。
ですが、要注意! 考え事をしているうちに、自己肯定感が下がってしまうことがあるからです。
今回は、秋に自己肯定感が下がりやすい3つの理由と対策についてお伝えします!
1.過去の出来事や失敗を思い出す
人の記憶は五感と結びついています。
音楽、音、言葉、空気、匂い、食べ物、写真やインターネットなど。
さまざまな情報がきっかけとなり、過去に起こった出来事を思い出すことがあります。
センチメンタルな気分になりがちな秋は、ふとした瞬間に過去の失敗やネガティブな出来事が蘇ることも。
「あのとき、◯◯していれば」という後悔から、自己肯定感が下がる恐れがあります。
そんなときは、「過去は過去」と割り切ることが大事です。
過去よりも今に目を向けることで、嫌な思い出にとらわれなくなります。
それでも思い出してしまうようなら、その出来事から学んだことや気付いたことを挙げてみるといいでしょう。
2.漠然とした不安を感じる
秋の夜長に考え事をしていると、不安が膨らんでしまいます。
そんなときは、ひとりで考え込まないようにしましょう。
オンラインや電話、メッセージのやりとりだけでもいいので、人と話すといいですね。
話しているうちに考えが整理されて、不安を解消するための行動が見えてきます。
人と話したくない気分のときは、読書や勉強、調べものをするのがおすすめです。
解消したい不安や問題に関する知識を得るためです。
たとえ小さな一歩でも前進することで不安がやわらぎ、「やればできる」という気持ちがわいてきますよ。
3.セロトニン不足になり、幸せを感じられなくなる
「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質のセロトニンは、脳と腸から分泌されます。
腸の働きを司る自律神経は、秋の気温の変化によって乱れやすくなります。
そのため、腸の働きが悪くなり、セロトニン不足になってしまうのです。
セロトニンが不足すると無気力やマイナス思考を引き起こし、自己肯定感も下がる傾向があります。
セロトニンを分泌させるためには、日光浴とウォーキングなどのリズミカルな運動が効果的です。
栄養バランスの摂れた食事と規則正しい生活を送るように心がければ、自然と気力がわいてくるでしょう。
体が健康になると物事をポジティブにとらえられるようになり、自己肯定感も高まりますよ!