仕事で失敗したときに自己肯定感を下げない方法
仕事で失敗したときに、落ち込む人もいれば、あまり気にしない人もいます。
落ち込んでしまう人は、その失敗が原因で自己肯定感が下がってしまうことがあります。
ただし、そのまま自分を責め続けると、抑うつ状態になるので要注意!
今回は、仕事で失敗をしたときに自己肯定感を下げない方法をお伝えします。
・失敗しても気にしない方法とは? ミスの原因を4つに分類する
あなたが仕事でミスをしたとき、その原因はどこにあると考えますか?
以下の4つから選んでください。
1.能力や才能のせい
「失敗したのは、自分に能力がなかったせいだ」と考えます。
高いスキルを求められたときに、「できるわけがない!」と感じる人であれば、失敗しても落ち込みません。
ですが、「せっかく仕事を任せてくれたのに、自分のせいで・・・・・・」と考える人は自分を責めてしまいます。
そんなときは、本当に自分だけに原因があるのか客観的に検証しましょう。
2.努力が足りなかったせい
努力が足りなかったせいで失敗したと考える人は、向上心があります。
ただ、完璧主義なところがあるので、十分に頑張っていても、「まだ努力が足りない」と自分を認められずにストレスを感じることも。
この場合は、能力や才能、努力以外に失敗の原因がなかったかどうかを検証しましょう。
また、努力した内容を記録するのもおすすめです。
1日の仕事内容と費やした時間、勉強のために読んだ本などを手帳などに書き留めておきます。
そして、自己肯定感が下がっているときに、その記録を振り返ります。
そうすれば、「こんなに頑張ってきたんだ!」と再確認できて、自信を取り戻せるでしょう。
3.仕事の内容が難しかったせい
「能力に見合っていない仕事を任された」と考える人は、失敗してもあまり自己肯定感が下がりません。
ただし、仕事を頼んだ上司や先輩に対する不満を感じたり、周囲の人に「失敗した」と思われることに憤りを感じたりします。
大きな仕事を任されたときは、ひとりで抱え込まずに上司や先輩に相談して進めるといいですね。
そうすることでミスを防ぐことができます。
4.運が悪かったせい
「失敗したのは運が悪かったせいだ」と考える人は楽観的な性格です。
失敗が原因で自己肯定感が下がることはなく、この出来事を引きずらないでしょう。
ただ、反省や改善をしないので上司から叱られたり、評価が下がったりすることがあります。
・失敗の原因を4つの項目にわけて改善点を見つける
責任感が強い人や真面目な人は、運や他人のせいにしたくないと考えるかもしれません。
ですが、ミスは誰かひとりのせいではなく、複合的な原因があることが多いです。
「今回はたまたま、悪い条件が重なってしまった」ということがわかれば、必要以上に自分を責めなくなります。
ただ人や運のせいにするのではなく、4つの原因に分類することで問題点や改善点が見えてきます。
その問題への対策を練ることで、「次はできる!」という自信がわいてきて、自己肯定感も高くなるはずです。