自己肯定感が低くても大丈夫! 他人と自分とうまく付き合う方法

自己肯定感が低い人は、周囲の人に気を使い過ぎてしまいます。

周囲の人はその人の気遣いに助けられ、「いい人」だと感じます。

つまり、自己肯定感が低いために、周囲の人から感謝され、高く評価される場合があるということです。

そもそも、自己肯定感が低いのは悪いことなのでしょうか?


今回は、自己肯定感が低い人が、周囲の人や自分とうまく付き合っていく方法をお伝えします。

・なぜ自己肯定感を高める必要があるの? 周囲の人との付き合い方とは?

自己肯定感が低いときは、他者を優先しがちです。

周囲の人のほうが自分よりも価値があり、他者の判断のほうが正しいと考えてしまうからです。

そのため、周囲の人の意見に合わせる、相手に合わせて自分の予定を変更する、ほかの人の仕事を優先するといった行動をとります。


そういった行動により、身近な人からは「いい人」として評価され、自尊心が満たされることもあります。

ですが、次第に「大切に扱われていない」と感じるようになります。


その結果、心も体も疲れてしまいます。

だからこそ、自己肯定感を上げる必要があるのです。

・自己否定が強いときはどうする? 自分との快適な付き合い方

自己肯定感が下がっているときは、自己否定の気持ちが強くなります。

「こんなこともできないなんてダメだ」と自分を責めてしまうのです。

「自分はダメだ」と否定しそうになったら、「ダメな自分でもいいではないか」と受け入れることが大切です。

あるがままの自分を受け入れるのが難しいときは、「誰かに『ダメなやつ』だと言われたのか?」と自分に問いかけるといいですね。

否定しているのは自分だけだということに気がつくはずです。

・1日1回、無理なくできる自分軸レッスン

実は、自己肯定感を高めようとする理由も、「周囲の人から自己肯定感が低い人だと思われたくないから」かもしれません。

無意識のうちに、判断基準が「他者」になっているのです。


自己肯定感を高めるためには、自分らしくいられる時間をつくるといいでしょう。

ほかのことを考えず、集中して過ごすのがおすすめです。

たとえば、趣味に没頭する、映画を見る、おいしいものを食べる、音楽を聴く、運動をするというように。

自分のための時間で行ったことは、SNSに投稿したり、人に話したりしなくていいですよ。

人が見ていると思うと、「流行の音楽を選んだほうがいいかな?」とか、「写真映えする食べ物にしよう」というように、選ぶ基準が「自分」ではなく「他人」になってしまうからです。


自分らしくいるためには、本当に自分が好きなものを、そのときの気分で選ぶのがポイントです。

そうすることで、あるがままの自分を受け入れられるようになります。

疲れやストレスを解消するためにも、習慣にしたいですね。

短い時間でいいので、1日に1回は自分のための時間をとるようにしてください。
すると、自己肯定感を上げようと頑張らなくても、自然と高まっていきますよ。

自己肯定感

コラム一覧へ戻る