コロナ対策に! ナーバスにならない5つの対処法
組織にはさまざまな性格の人がいます。
だからこそ、その特性を仕事に活かしたり、役割分担をしたりできるのですが・・・・・・。
今の状況では、どのような特性を持つ人も情緒が不安定になっているのではないでしょうか?
また、在宅勤務では部下の様子を把握できないという人も多いでしょう。
今回は、5つのパーソナリティ特性と注意すべき点についてお伝えします。
・その人を表す5つの尺度とは?
「ビッグファイブ」と呼ばれる、パーソナリティを表す5つの要素があります。
質問の回答からそれぞれの要素の尺度を算出するものですが、要素の特性を知れば部下やチームのメンバーに当てはまるかどうかがわかります。
本来であればその特性を長所として活かせますが、ナーバスな状況ではマイナスに働くことがあるので、特性に合わせた対処が必要です。
・5つの要素とナーバスになったときの対処法とは?
それでは、5つの要素の特徴とナーバスになったときの対処法を解説します。
1.誠実性
計画性があり、忍耐強く仕事に取り組みます。
ただし誠実性が高い人は変化に弱いので、先が読めない現状にナーバスになりがちです。
長期的な計画を立てて、今できることをひとつずつクリアしていくようにするといいでしょう。
2.協調性
人と協力して仕事を進めていきます。
この傾向が高い人は、テレワークで人に会えないことで孤独を感じやすくなります。
頻繁にコミュニケーションをとるようにしたり、仕事を手伝ってもらったりするといいですね。
3.情緒安定性
この傾向が高い人は情緒が安定していて、緊急事態でも冷静に行動ができます。
また、情緒安定性が低い人は、未来に起こることを予測する能力に長けているので、リスク管理に向いているといえます。
ただし、現状では情緒不安定性が低い人は体調を崩したり、ナーバスになったりしがちです。
その日の仕事で良かった点や、最近起こったうれしい出来事を話すなど、明るい気分になれるコミュニケーションを心がけましょう。
4.開放性
新しいことに挑戦したり、新しいものを受け入れたりするのが得意です。
変化を柔軟に受け入れるので、ピンチをチャンスとしてとらえられる強さがあります。
ただし、新しい仕事を提案しても実現できないことに不満を感じるかもしれません。
思いつく限りアイデアを出すなど、クリエイティビティを刺激するような課題を出すといいですね。
5.外向性
社会や他者に意識が向いていて、人とのつながりを大事にします。
人から見られていなかったり、コミュニケーションがとれなかったりする現状では、元気をなくしてしまいそうです。
社内外のWeb会議やオンライン交流会の企画や、新しい情報の発信を依頼するなど、外向的な要素が強い人には人との関わりを持たせるといいでしょう。
いかがでしたか?
社会の状況や働き方が大きく変わった今だからこそ、部下やチームのメンバーのひとりひとりと向き合う必要があります。
それぞれの特性に合わせた関わり方をすれば、情緒安定性が高まりそうです。