外出自粛中の過ごし方が集中力に及ぼす影響とは?
外出自粛要請により、自宅で過ごす時間が増えました。
生活空間である自宅は、職場で仕事をするよりも集中するのが難しいですよね。
それだけでなく、休日や仕事以外の過ごし方が集中力低下につながるとしたら・・・・・・!?
今回は、集中力が落ちてしまう自宅での過ごし方と対策についてお伝えします。
・気をつけるべきは、スマホゲームと海外ドラマ
休日や余暇を自宅で過ごすようになり、これまでよりもゲームをする時間が増えたという人は多いかもしれません。
しかし、オンラインゲームやスマホゲームを継続してプレイことで、仕事やほかのことが手につかなくなる場合があります。
2019年にはWHO(世界保健機関)が「ゲーム障害」を病気の一種として認定したほど、ゲームへの依存度は高いからです。
また、定額制の動画配信サイトで映画やドラマを楽しむのも、定番の過ごし方でしょう。
ところが、海外ドラマなどの連続ドラマにはまって夜ふかしをしてしまったり、続きが気になって仕事の合間に見てしまったりすると、仕事に悪影響を及ぼす可能性があります。
・自分を律するのは簡単ではない! 自宅でもできる自制心の育て方
自宅では自分を律するのが難しいうえに、上司がチームメンバーの様子を細かくチェックするのは不可能でしょう。
それでは、どのようにして自制すればいいのでしょうか?
海外ドラマにはまった人を調査したところ、中毒性の高い作品ほど第2話で夢中になっている人が多いことがわかりました。
ですから、第1話だけ見て気に入ったドラマがあれば、休日まで第2話を見ないようにするといいですね。
連続して2話から6話程度見てしまうことを「ビンジ・ウォッチング」といいます。
ビンジ・ウォッチングをしてしまうのは、各話の最後に続きを見たくなる仕掛けがあるからです。
ですが、各話のラストで起こった問題は、次のエピソードの序盤で解決します。
ですから、問題が解決したところでいったん見るのをやめれば、自制するのがそれほど難しくないでしょう。
・テレワークでも午前中から集中できる仕事術
物事を達成すると幸福感が得られます。これを「達成バイアス」といいます。
反対に、達成するのが難しい目標や仕事に対しては、やる気が起きなかったり、集中力が途切れたりするものです。
ですから、朝は簡単な仕事から始めることで集中力が高まります。
前日のうちに翌日の朝に行う仕事リストを作成し、チームでシェアするといいですね。
それに加えて、ビデオ通話などで朝礼を行うなど、チームメンバーの顔を見てコミュニケーションをとれば、自宅でも集中して仕事ができそうです。