初対面の人と打ち解ける○○○探し
人事異動や転勤などで、初対面の人に会う機会が多くなるのが春です。
職場だけでなく、取引先や顧客の環境も大きく変わる時期ではないでしょうか?
初対面の人と話すのが苦手・・・・・・という人も多いと思います。
相手がどんな人なのかわかるまでは、お互いに緊張してしまうものですよね。
そこで今回は、初対面の人と仲良くなる方法をお伝えします。
・親近感がわくポイントは、「共通点」を見つけること
人はまったくわかり合えない相手よりも、自分のことを理解してくれる人に心を開くものです。
ところが、初対面やまだ親しくない段階では、相手が自分を理解してくれるかどうかわからないですよね。
ところで、初対面の人と「共通点」があったことがきっかけで、仲良くなった経験はありませんか?
たとえば、出身地や出身校、好きな食べ物などが共通していることがわかると、一気に親近感がわきますよね。
これは、会話のきっかけが生まれるだけでなく、「この人は自分のことをわかってくれる」という安心感を抱くからなのです。
・共通点を見つけるために自己開示をする
初対面の人との共通点を見つけるには、相手のことを知る必要があります。
ただし、あなたがどんな人なのかわからないうちは、警戒してあまり話してくれないかもしれません。
なので、まずは自分自身のことを話してみるといいですよ。
自分の情報や考えなどをオープンに話すことを「自己開示」といいます。
自己開示には「返報性」があるといわれているので、あなたが自己開示をすることで相手も自分について話してくれるはずです。
仕事や出身地、休日の過ごし方や好きな食べ物など、自己紹介をしてみましょう。
お互いの自己紹介の中から共通点を見つけたら、そのことについて掘り下げてみるといいですね。
・共通点がないときの話題の見つけた方
まったく共通点が見つからないときは、関連しそうな事柄や近いものを結びつけます。同じカテゴリーに属する事柄を、「近接性」といいます。
たとえば、相手はお酒が好きで、あなたはお酒を飲まない場合は、お酒に合うおつまみが好きだとか、地元で作っている地酒の銘柄について話すといったことです。
「わたしはお酒を飲まないので・・・・・・」と正直に話すのも自己開示ではありますが、相手は好きなものを否定されたと感じてしまう恐れがあります。
近接性のある話題から別の共通点を探したり、「詳しくないので教えてください」と質問したりすると、会話が弾みそうですよね。
初対面の人と打ち解けたいときは、共通点探しを意識してみてくださいね。