失敗と後悔を引きずらず、自己肯定感を上げる方法

失敗した経験と自己肯定感は大きく関わりがあります。

ただし、失敗そのものが影響しているというより、失敗や後悔を引きずってしまうことが自己肯定感の低下につながります。

それでは、失敗や後悔をしたときは、どうすればいいのでしょうか?

今回は、失敗や後悔を引きずらず、自己肯定感を上げる方法についてお伝えします。

・行動しなかった後悔と、行動した後悔、引きずるのはどっち?

アメリカの大学で「後悔」に関するアンケートを行いました。すると、時間と後悔の内容の関係性が見えてきました。

アンケートに答えた人が最近の後悔した出来事を思い出した場合、「行動したこと」に対する後悔が挙げられました。

ところが、もっと以前の後悔を思い出したときは、「行動しなかったこと」に対する後悔が挙げられました。

この結果から、時間が経てば経つほど、「やらなかったこと」への後悔が残ることがわかります。

・後悔を引きずらず、自己肯定感を上げる方法とは?

行動を起こして失敗した場合、自己肯定感が下がることがあります。自分の行動に対する後悔を引きずると、さらに自己肯定感が低下することも・・・・・・。

自己肯定感を上げるヒントは、先ほどのアンケート結果にあります。

時間が経つほど行動しなかったことへの後悔が残るということは、裏を返すと行動したことへの後悔は薄れているということです。

一時は後悔したものの、同じ失敗をしないように対策をとるなど、失敗を未来に活かせたからだといえます。

行動して後悔したときは、違う行動で挽回する。すると、後悔や失敗を引きずらなくなります。

やがて自信を取り戻すことができ、自己肯定感も上がるでしょう。

・行動しなかった後悔を引きずらないために

自己肯定感が下がっているときは、「行動しても失敗するに違いない」という気持ちになりがちです。

ですが、それでは、「行動しなかった後悔」が増えてしまい、後悔を引きずってしまう恐れがあります。

行動しなかったために後悔していることがあれば、今なら行動を起こすかどうかを自分自身に問いかけてみてください。

たとえば、趣味や挑戦を諦めたことを後悔していたとします。時期が違えば、再チャレンジできることもあるでしょう。

人間関係や恋愛の後悔なら、その人が目の前にいると想像します。そして、行動を起こすかどうか考えてみましょう。経験を積んだ今のあなたは、「行動しない」という選択をするかもしれません。それがわかれば、行動しない後悔が消えていくはずです。

まずは、最近の後悔している出来事を振り返り、同じ失敗をしない方法を考えることから始めましょう。勇気を持って行動できたときに、自己肯定感が上がりますよ!

失敗と後悔

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